神埼地区保護司会

三つ子の魂百まで

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、基本的に未発達の状態で生まれてきます。一人で立つことも食べることも出来ません。いえ、目も見えない状態ですよね。お母さんのおなかの中にいたころは、刺激らしい刺激はまだありませんでした。しかし、生まれた瞬間から、外界からの強い刺激にさらされるようになります。光・音・におい・暑さ・寒さ・感触などです。未発達の状態で生まれますが、そうした刺激や環境に適応しようと、脳が活発に活動し始めます。生まれたばかりの赤ちゃんは、一人では何も出来ないのに、ほんの3年後には目が見え、歩けるようになり、話が出来、自分の思っていることや考えていることまで、はっきり話し始めます。3歳くらいで、脳内神経細胞のおよそ80%が完成されると言われています。急激な成長をする脳内では、脳神経に強く受けた刺激の配線が残っていて「性格形成の原点」といわれています。幼児教育は、子育ての中でも最も力を入れる時期です。最初の3年間こそ、教育に力を入れましょう!


 
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