子ども川柳 009
・わがままが現実になれ春になれ (小6)
・だっこしていいたいけれどがまんする (小2)
・わがままはわたしがママをすきだから (小3)
・おじょうってよばれる原因わがままだ (小3)
・買ってよと言われる方になった僕 (中3)
・今はただ誰かにちょっと甘えたい (中2)
・わがままが通じたその日奇跡の日 (中3)
・今日だけはわがまま言える誕生日 (小6)
・わがままな弟の口ガムテープ (中1)
・言ってもね聞かない時は金で釣る (中2)
・弟は母をこまらすモンスター (小5)
・わがままは信頼してる証だよ (中2)
・妹よなぜお前だけ許される (小6)
・お正月くりきんとんはぼくのもの (中1)
・彼からのわがままなぜか嬉しいな (中2)
・これかってかうまでぼくはここにいる (小4)
子ども川柳 008
・くたびれた夢にポンプで勇気入れ(中3)
・ふうせんの心がわりがすさまじい(中1)
・私の恋ふくらみ続けまたわれる (小5)
・ほっぺたがおちゃをいっぱいのんでいる(小2)
・わからない問題ふくらむどうしよう(小6)
・十四歳今でもガムはふくらまず(中2)
・し合いの日ぼくのやる気がふくらむぞ(小3)
・みんなからもらった愛情でかくなる(小5)
・秋がきたふくらむゆめをかなえるぞ(小4)
・バルーンがふくらむころに冬がくる(小4)
・夢の僕世界を股にかけている(中1)
・テスト前無駄なもうそうしてしまう(中3)
・ふくらんだ紙風船の中の夢(小6)
・ゆめをみたよるはしずかにひとやすみ(小2)
・ふくらんだ洋服の中風のせい(小6)
・お父さんお腹に赤ちゃんいるのかな(小4)
子ども川柳005
・友達は数えなくても分かってる (中3)
・お守りの数へ入試が重くなる (中3)
・金の束数えるほどによくぼうが (小5)
・弟が私に追いつく五秒前 (中3)
・失った物だけ数えても無駄よ (中3)
・好きな人何人いるか数えるよ (小6)
・家族ではぼくが食べるの何等分 (小5)
・宿題のページ数知り絶望だ (中1)
・部活後に空を見上げて星数え (中2)
・足りないと言うが多いと黙っとく (中1)
・お年玉野口英世が集団に (中1)
・屋根のうらつららの数を数えるよ (小4)
・学校でせんせいたちをかぞえよう (小1)
・葉緑体数えることも難しい (中1)
・しわの数母のためいき鏡前 (中2)
・一二三数えているよかくれんぼ (小3)
子ども川柳004
・けしごむをけしかすにする長い日だ (小2)
・おてがみをかみヒコーキにしてあげる (小3)
・てがみはねかきたいときにかくもんだ ((小2)
・子どもべやわたしの「すき」がつまってる(小3)
・とんでるよ君の心はとぶんだよ (小3)
・ビルの上一番星が見えるかな (小3)
・らくがきじゃないよわたしのげいじゅつだ (小3)
・英語ない時代に生まれたかったなー (小6)
・この下にあてはめる分母答えなさい (中1)
・いろいろとちらかっているぼくの中 (小5)
・ふりむくとゆめへゆめへと上がってく (小2)
・楽しさが消えて無くなる休み明け (中2)
・目の前の教科書たちに立ち向かう (中3)
・冬休み暖を求めてハワイ行く (中2)
・棚の中僕の一番考える (中2)
・いろがみがかみひこうきにしんかする(小3)
子ども川柳003
・これ買ってじたばたよりもパパにチュウ (小3)
・じたばたとしなくていいよ手伝うね (小3)
・抵抗をしたいが今は正座中 (中2)
・じたばたとわめく自分がなさけない(小6)
・じたばたとにぎあうこれがわが家だな (小5)
・あせっても思い出せないあの漢字 (小3)
・宿題をしてないことに朝きづく (小3)
・じたばたと暴れているよ反抗期 (中1)
・じたばたは自分のあせり気づいてる (小4)
・冬休みじたばたしてももうおわり (小2)
・桜の芽時の速さに焦りだす (中2)
・思い出し暴れたくなる黒歴史 (中3)
・大掃除家族全員怒りんぼ (中2)
・あれしようこれもしようと大騒ぎ (中3)
・イライラの私の心さわいでる (小5)
・妹は寝ている時も暴れてる (中2)
子ども川柳002
・お母さんぐなしおにぎり手のにおい(小3)
・川の字にねたのに朝は三角に(小3)
・恋に触れ逆鱗に触れ春は来る(中2)
・三角巾家庭科のあといい香り(小5)
・女子達よ惚れろよ三角二頭筋(中3)
・なにもかも図形に見える試験前(中1)
・数学で悪魔の図形とにらめっこ(中3)
・六年生三角じょうぎグールグル(小6)
・6年前弟ふえて四角形(小5)
・三角に優しくにぎる母の愛(中1)
・お母さん心の中の空模様(小4)
・つうちひょう三角あるか心ぱいだ(小2)
・数学の授業がまるでわからない(中3)
・三角形証明だるいかえりたい(中2)
・おにぎりがやまにみえるよあるこうよ(小2)
・ぼくはまだ三かくおにぎりむつかしい(小1)
子ども川柳 001
・シーラカンスさかなのほねだびっくりだ(小1)
・つくしがねやせてるからねおねえちゃん(小1)
・この世には雑草なんてありません(小5)
・何だコレ自分が植えた気がしない(小5)
・ホトケノザこれはお天道様の分(中3)
・あの草の花が咲いたら誕生日(中2)
・毒草が魔女の部屋には一面に(中2)
・僕だって花と同じで成長期(中3)
・黒い羽鳥が残した道しるべ(中1)
・この木はね雨にも風にも負けない木(小3)
・ぼくの夢どっちへ行くか楽しみだ(小5)
・あのころは葉っぱでしたなおままごと(小6)
・とりのはねいちまいおちた春のいろ(小2)
・細い草きちんと冬をこせたかな(中2)
・不思議だな冬に花火があがってる(小4)
・枝分かれ僕の人生どこ向かう(中3)
ごあいさつ
子ども川柳はメニュー「躾」で紹介しています。小学生・中学生・高校生に川柳の指導をされています真島久美子先生から多くの子ども達の川柳作品を寄せて頂いております。
”子ども達の飾らない素直な十七音字に触れて行きましょう”
川柳は、決まりごとが少なく普通の暮らしの中にあるささやかな出来事を詠う(うたう)ことが出来ますと真島先生からメッセージを頂いておりますので、新たにメニュー「子ども川柳」を設けることにしました。これからは、今までよりも多くの句をご紹介いたします。