神埼地区保護司会

作文:「バトンのようにつながって」

 

”社会を明るくする運動”作文コンテスト
『バトンのようにつながって』  三田川小学校6年 中森舞桜(当時)

 

 私の母は、にん婦さんを助ける仕事をしています。にん婦さんの体に負担がかかる仕事を代わりにやっています。にん婦さんがいる職場がいくつかあり、毎日ちがう職場に行くこともあります。
 いろいろな職場に行ったり来たりしていて大変そうに見えたので、母に「いろいろな職場に行って大変じゃないの。」とたずねました。すると母は、私がおなかの中にいた時のことを話してくれました。体調が悪い時にみんなが声をかけてくれたこと、休んでいいんだよ、と声をかけてくれたり、いやな顔一つせずに代わりに仕事を引き受けてくれたこと。そしてそれが本当にうれしかったから、いつかだれかにお返しをしようと思ったそうです。だから自分のできるはんいのことで仕事を引き受けていると言っていました。
社会を明るくする運動
 続けて母は、私が産まれてからのことも話してくれました。遠くの実家に私を連れて二人で帰ったとき、ベビーカーとたくさんの荷物を持っていた母に、通りかかった人が「荷物を持ちましょうか。」と声をかけて手伝ってくれたそうです。しかも何人も。だから母も、スーパーなどで小さな子どもを連れて重い物を持って困っている人を見かけたときには声をかけたりしているそうです。
 その話を聞いて私は、家族や友達、先生だけでなく、実にいろいろな人たちに助けられて大きくなったんだな、と思いました。それと同時に自分が助けてもらったことを忘れずに他のだれかにお返しをしていくことがまるでバトンをうけわたすようだと思いました。

社会を明るくする運動

 私は今まで困っている人を見かけても、声をかけるのをためらってしまうことが何回もありました。かえってめいわくになるかな、とか、ことわられたら気まずい思いをするかな、と考えたり、何をしたらいいかわからなかったりしたからです。だけど私も家族や友達、先生、地域の人、見知らぬ人たちにたくさん助けられて生きている――。下校中にとつぜん雨が降ってきた時に、友達が「いっしょに帰ろう」。と声をかけてかさに入れてくれたこと。係の仕事を一人でしていて時間がかかっていた時に、友達が声をかけて手伝ってくれたこと。困っていたり、なやんでいた時、先生や家族、友達が話を聞いてくれたこと。地域の人々が登下校の時に「おかえり」。と声をかけて安全を見守ってくれていること。たくさんたくさん助けてもらっている。だからこれからは少し勇気を持って困っている人に話しかけてみよう。何をしたらいいのかわからなかったら「何か手伝えることはないですか」。ときいてみよう。自分ができることを、相手の立場や気持ちを考えてしてみよう。今まで私のところで止まっていたバトンをだれかにわたそう。そしたら親切のバトンはきっとつながっていく。
社会で親切のバトンタッチが増え続けていけば、社会はやさしさであふれていくと思います。ずっとずっと先の未来まで、たくさんの人が笑って過ごせるように、親切のバトンをつないでいけたらいいな、つないでいきたいなと思います。
社会を明るくする運動

 

 

「社会を明るくする運動」作文 「思いやりの心」」

脊振中学校3年(当時)  山口  藍

 

社会を明るくする運動

 

 私は中学二年の夏の時期に二週間くらい学校を休みました。今思うと、その時は、世間でいう「不登校」の一歩手前だったと思います。
 私が学校に行かなくなったのは、部活での期待や練習の厳しさに挫けたことが理由です。
 その時は中体連前で仲間に申し訳なくなって、罪悪感に襲われ、学校にも行きたくなくなりました。それから、友達の手紙がきっかけで、学校に行けるようになりました。学校に行くと、みんなが心配してくれていて、責める人もいず、また、前のように学校に行けるようになりました。学校に行きはじめて、何日かすると、部活のコーチから、「部活に戻ってこんか?」と誘われ、私は部活はしたくないのでと断りました。しかし、それから、何回も誘ってこられ、私も本当は部活が好きだったんだと気づき、また、部活を始めようと思いましたが、やっぱり、また辞めたくなるんじゃないか不安でした。そこで、コーチが週2回やることを提案してくださり、また、部活を始めました。

社会を明るくする運動

 部活ではみんな私を受け入れてくれて、本当にうれしかったです。それから、部活の日数が、三日、四日と増え、みんなと同じだけ部活をすることになりました。そして今は、三年の中体連を終えてしまいました。私がここまでくることができたのは本当にたくさんの人のおかげなのです。
 友達や先生、親、コーチ、いっぱい迷惑をかけて、助けてもらいました。友達の手紙がないと私は不登校になってしまっていたかもしれません。何か嫌な言葉を言われたらまた、学校に行かなくなったかもしれません。コーチがあんなに誘ってくださらなかったら私はずっと後悔していたかもしれません。一つ一つのきっかけと、たくさんの人の思いやりで今の私があります。
 私のクラスには、学校に来れていない友達がいます。その友達をちょっとからかったり、バカにしている人もいます。私もバカにしたりしていました。でも私がいろいろな人に助けてもらったことを思い出すと、私は、バカにしてなにしてるんだろう、私はどんなに辛いか知っているのに、と思い出しました。それから友達の家に行っていっしょに話したり、遊んだりしています。まだ友達は学校に来れてないし、私が何の役に立っているのかも分からないけど、もうバカにしたりからかったりだけはしたくない。私がしてもらった思いやりを、その友達に分ける。それが誰かを助けると知っているから。

 

 不登校の人は日本中で増えているとインターネットで知りました。今は、通信制の学校などもあるのに、不登校の人は増え続けているのです。いくら政府がこのような対応をしても、増え続けているのです。このままでは、どんどん苦しくてつらい思いをする人が増えていきます。でも、私には日本中の苦しい思いをしている人をいっぺんに助ける事はできません。まずは自分を守り、友達、その友達など、思いやりの心をもって接することが大切なことだと思います。
 思いやりの心で接することは、すべての問題の解決策と思います。コロナ予防も、地球温暖化もLGBTもSDGSも、すべて思いやりを持って生活していれば、よりよくなるのではないでしょうか。だから、社会を明るくするためには、思いやりをもって、それを分けていくことが大切だと私は思います。

 

 

作文:「地域とのつながり」

脊振中学校3年(当時)  真崎 大河

 

 私たちの町では、とても地域とのつながりが深いと思います。私たちの町は、とても人口が少なくとても親しみやすい町です。私がなぜ地域とのつながりが深いと言うと、地域のイベントなどの時にみんなで協力し合っているからです。ここまで地域とのつながりが深いのは私たちの町だけと思います。これからも地域との関りを大切にするために私が大事にしていることがあります。
社会を明るくする運動
 一つ目は誰にでもあいさつをすることです。私は、あいさつが地域とのつながりでもっとも大切なことではないかと思います。あいさつには、自分の気持ちも相手の気持ちも明るくなりとても大切なことではないかと思います。また、あいさつをすることは地域だけではなく社会人になった時でも大事だと思います。私が思うには、第1印象が良い人はみんなあいさつが素晴らしいと思います。あいさつは自分以外にも大きな影響をおよぼすと思いますなので私はあいさつをとても大事だと思っています。

社会を明るくする運動

 2つ目は、コミュニケーションを取ることです。自分たちの地域はとてもコミュニケーションを取れていると思います。しかし私はなかなか初対面の人と話すのは得意ではありません。あいさつはしっかりできても、コミュニケーションはなかなか取れず、相手から話しかけられるまで自分から話すことが出来ません、そんな自分がなさけないと思います。あいさつはできても話さなければ地域のつながりは前とあまり変わらないと思います。そのための私は日頃から、地域の人や初対面の人にもコミュニケーションを取ることが出来るように、友だちや先生、家族にいつも話すことを頑張っています。そしてこれからは、誰にでもコミュニケーションを取って、地域の人とのつながりをもっと広くしたいなと思います。
 3つ目は、困っている人がいたら、すぐに助けることです。自分の周りに困っている人がいたらすぐに助けに行くことが大事だと思います。私たちの町は、みんなとても優しく困っている人にはすぐ手を差しのべていたり、助けているこうけいがよくあります。私も困っている人を少しでも助けられるように、日頃から学校などで困っている人を探して、助けるようにします。この3つのことを、毎日自分や地域の人がしていけばよりよい町づくりにつながっていくと思います。また、他人毎にするのではなく、自分からそっせんしてすることに意味があると思います。
 最後に、私たちが今こうして育っているのは、地域の人の力があったからこそ今があると思います。そのようなことをいつも自分の頭の中にいれて、私が話した3つのことを守っていければ、自分達の町はとてもにぎやかで。笑顔がたえない町になると思います。これからも、自分自身が地域のために意識していこうと思います。

社会を明るくする運動

 

神埼市メッセージ伝達式 2023.06.26

 

午前8時30分から、神埼市役所において、内川修治神埼市長への、第73回”社会を明るくする運動”岸田内閣総理大臣メッセージの伝達が行われました。
神埼市からは地区推進委員を委嘱している内川市長をはじめ、田原市議会議長、末次教育長、山田総務課長、前川神埼警察署長、江口神埼警察生活安全課長、保護司会からは会長、事務局長、地域活動部会長および木村佐賀保護観察所長の出席を頂きました。

 

社会を明るくする運動 社会を明るくする運動

 

 

吉野ヶ里町メッセージ伝達式 2023.06.30

午前9時から、吉野ヶ里町庁舎において、伊東健吾町長へ、第73回”社会を明るくする運動”岸田内閣総理大臣メッセージの伝達が行われました。
吉野ヶ里町からは推進委員長を委嘱している伊東町長をはじめ、地区推進委員の馬場町議会議長、中島副町長、徳安総務課長、前川神埼警察署長、江口神埼警察生活安全課長、保護司会からは会長、事務局長、地域活動部会長、地域活動副会長、および末松佐賀保護観察所企画調整課長、根保護観察官の出席を頂きまた。

 

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吉野ケ里町広報活動 2023.07.02

吉野ケ里町商工会主催の「吉野ケ里夢ロマン軽トラ市」は吉野ケ里歴史公園正面入り口エリアで毎月第一日曜日に開催されています。
本年も商工会のご好意を得て、7月2日(日)に会場(来場者約5,500人)において、社明運動キャンペーン活動を実施しました。“社会を明るくする運動”の襷を身に着け、幟を掲げて来場者にキャンペーン用品を配布しました。
社会を明るくする運動
社会を明るくする運動
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神埼市広報活動 2023.07.29

4年振りの全面開催となりました神埼市の夏の風物詩「長崎街道かんざき宿場祭り」が長崎街道門前広場や櫛田宮などで開催されました。縁日や子ども神輿、ステージコンサート、午後5時からの総踊り賑わいパレードに「神埼地区保護司会」として自治体や地元企業などと参加し会場周辺でキャンペーン用品を配布しました。  

 

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作文 「笑顔がひろがる」

 

脊振小学校 5年 島奈々

 

みなさん、困っている人を見たことはありませんか。困っている人が声をかけてもらい助けてもらったらどれだけパワーをもらえるのでしょうか。助けてもらった人はどのような気持ちになるでしょうか。人を助ける人は、どのような意思をもって助けようとするのでしょうか。人を助けることは、自分から進んで「だいじょうぶですか」など声をかけて助けることだと思います。人から声を掛けられるとみんなとてもうれしいと思います。人を助けることは、とてもすごいことだと思います。人を助ける人は、相手が元気、笑顔になってほしいという思いがあると思います。

社会を明るくする運動

 

私が4歳の時の話です。私は、お店で商品をながめていました。ふと見ると、いつの間にかお母さんと迷子になっていました。私は、ずっとその場で泣いていました。その時に、知らない人が「どうしたの」と声をかけてくれました。私は、助けてくれた時、とてもうれしかったです。私の手をぎゅっとにぎりしめてサービスカウンターにつれて行ってくれました。
とっても体が熱くなりました。この時、この人はとてもやさしいと思いました。この人のおかげでお母さんと会うことができました。いつの間にか、私は泣きやんでいました。この人に会ってお礼を言いたいです。

 

逆に、困っている人がいるのに、助けずそのままにしておくことはいいことでしょうか。困っているのに、「あの人が助けてくれるさ」と思ったことはありませんか。「あの人がやってくれるから私は、しなくていいや」と思ったことはありませんか。私は、困っている人を放っておくことはいけないことだと思います。人生で人は、なやむことや困ることがあると思います。一人で考えずいろんな人と助け合っていくことが大切だと思います。人がやってくれるからいいとは思わず勇気を持って困っている人を助けてください。相手がうれしくなると自分もうれしくなると思います。困っている人のために何かできることはないか、考えるべきだと思います。
国語の時間に世界の人々が脊振交流センターに来ても困らないようにどのような工夫があるか調べに行きました。外国の人のために看板に英語が書いてありました。障害をもつ方のために点字が書いてありました。目が見えなくてもさわったりして分かるのでいいなと思いました。お年寄りのためにスロープ、手すりがありました。脊振交流センターに世界の人々が来ても困らないように工夫してあったのでいいなと思いました。
 これから、困っている人を見つけたら自分から声をかけ助けてあげたいです。相手を元気、笑顔にさせたいです。相手が元気、笑顔になると思います。人がやってくれるからいいとは思わず、自分に勇気をもって助けられるといいと思います。そうやって少しずつでいいのでみんなが助け合っていくと社会が明るくなると思います。

社会を明るくする運動

 

 

作文 : 「小さなつながり」

 

 千代田中 一年  原 花音

 

 

 朝、テレビを見ていると、殺人や交通事故、いじめや非行などの様々な暗いニュースが毎日、毎日耳に入ってきます。「どうしたらこう言った事件を防ぐことができるのか」「私には何ができるのだろうか」と思います。
 罪を犯す人のなかには「生きづらさ」を感じている人がいます。インターネットでデーターを調べてみると、罪を犯した人の7割は仕事が無く、2割は住居がないそうです。こういった人たちは、出所後社会復帰をしようと思っても前科を知られ、仕事に就けずに孤立してしまいます。現在の再犯率は、約48パーセントです。つまり、約半数の人が再犯者ということです。
私は再犯者を減らすことが大切だと思います。再犯者を減らすための支援について調べてみると、平成28年に「再犯防止を進めるための新しい法律」ができたことがわかりました。しかし、再犯者を減らすためには具体的に何をすればいいのでしょうか。ここで私は、大分に住む祖父から聞いた話を思い出しました。
 祖父の近所に、窃盗をしたことがある人がいるらしく、その人は何回も犯罪を繰り返しているらしいです。そのたびに、警察に逮捕され刑務所に入ることもあったそうです。その人がなぜ罪を繰り返すかというと一人で生活をしていくためのお金がないからだそうです。そのために仕方なく窃盗をせざるを得ないそうです。また、その結果、刑務所などに入れば「冬でも暖かい部屋で過ごせて、ご飯もだしてもらえる」と言っていたそうです。
 私はこの話を聞いて、生活のために罪を犯してしまう人がいることは切ないことだと思いました。 祖父にその人は今どうしているのか聞いてみると、地域のみんなで支えているそうです。例えば、その人ができる草刈りなどの仕事をお願いして、地域で働いた分のお金をだしているそうです。ただ生活費をあげるのではなく、頼ったり頼られたりすることで、人間関係を切らないようにしているそうです。
社会を明るくする運動
 私は地域の力は大きいと思います。私の地域では朝、見守り隊の人が立ってくださっています。毎日私に明るく挨拶をしてくれます。下校時にも地域の人が「おかえり」と言ってくれます。ある日、私が落ち込んでいるとき、いつものように地域の人が挨拶をしてくれました。その時いままでに感じたことのない感情がこみあげてきました。その時私は、「地域の力ってこんなにも大きなものなんだ」と思いました。今までは挨拶をされるから私も挨拶をする程度でしたが、それからは、自分から挨拶をするようになりました。「笑顔で挨拶をすると、相手も笑顔で挨拶をしてくれる」という感覚が気持ちよかったです。今は、マスクで顔が見えないので明るい声で挨拶をするようにしています。私は、罪を犯してしまった人に地域の力に居場所があることを知ってほしいです。
 私にできることは小さいものだけど、みんなが小さなつながりを切らない努力を続けていけば、きっと世の中から犯罪が減ると思います。

社会を明るくする運動

 

「犯罪をなくし、明るい社会にするために」1/6

千代田東部小学校6年 神代 大惺
 ぼくの父は、常に犯罪に向き合っている警察官です。ぼくは最近、テレビで無差別殺人、強盗事件、飲酒運転、あおり運転などの嫌なニュースや暗いニュースを見かけることが多くなってきました。そんなニュースを見ていると嫌な思いや、つらい思いをした人がたくさんいると思ったので、犯罪の事について考えてみようと思いました。
 犯罪はどんな理由があってもいけないことだと思います。なぜならどんな小さな犯罪であったとしても、誰かが必ず傷つきます。すると、その傷ついた周りの人たちも悲しくなります。犯罪が起こると、こうした悲しみの連鎖が起こります。ですが、その悲しみの連鎖を全力で断ち切ろうとしてくれるのが警察官だと思います。だけど安全だと言われている日本でさえ、一番罪が重い殺人のニュースが毎日のように流れています。そんな犯罪を減らそうとしている警察が主に頑張っていることは何か、父に話を聞いてみることにしました。
すると、父は、「警察の仕事は、市民の安全と安心を守ること、そのために、いつどこでどんな犯罪が起きているのかを確認して、犯人を捕まえたり、犯罪を防ぐためにパトロールしたりしているんだよ。」と教えてくれました。普段、このようなことを警察がしてくれているから、僕たち市民の命の安全が守られ、安心して暮らせてるのだと分かりました。社会を明るくする運動
父も家族で一緒に食事をしている途中に警察署から呼び出しがあって、急いで家を出て行ったり、当直で昼夜関係なく仕事をして、二日間家に帰ってこなかったり、毎日ぼくたちが安心してく暮らせるように、犯人と闘っているんだな、と思いました。
でも、警察の皆さんが、こんなにいろいろなことをしてくれているのに、毎日毎日犯罪は起こっています。
なぜ、そんなに犯罪が起こるのでしょうか。それは、警察の努力だけでは、犯罪はゼロにならないからだと思います。市民が犯罪をなくそうと、一人一人が努力しないといけないと思います。その一人一人の努力が、やがて一つになると、犯罪が減っていくのではないでしょうか。
人は、なやみや不満があってそれを誰にでも話せずに、一人で抱え込んでいると、それがどんどんふくらんで、最終的に犯罪につながることもあるのではないかと思います。でも、その気持ちを周りの誰かに話したり、相談したりすると、とても楽になります。だから、その悩みや不満のもとになることを聞いてあげる人がいる、そういう人とのつながりがあれば悲しい犯罪にはつながらないのではないかと思います。
 そんな環境を作るために、ぼくたちは、人とのつながりのある街にしていくことが大事だと思います。そのために、ぼくたちは、三つのことができると思います。
 まず、一つ目は、「進んであいさつをする」ことです。進んであいさつをすれば、あいさつをしてもらった人はうれしくなります。
 二つ目は、「周りの人と会話をする。」ことです。何気ないことでも、話しをすることで、なやみや不満を抱えているときにも話しやすくなると思います。
 三つめは、「みんなと仲良くする。」ことです。仲良くすることで、けんかがなくなります。けんかは犯罪の原因になりうるからです。
こんな当たり前で小さなことだけど、これがぼくたちにできる犯罪をなくしていく第一歩だと思います。ぼくの通っている学校の目標は「白鳥蘆花に入る」です。この言葉は、「誰かが良い行いをすると、その行いが周りの人に、静かに、確実に広がっていく」という意味です。だから、ぼくからこの三つの行いを広げていけたらいいなと思います。
こうして、人とつながりのある街を作っていくことで、明るい社会になるのではないでしょうか。

社会を明るくする運動

 

キャンペーン 元気かんざき市民交流祭 2022

第16回「元気かんざき市民交流祭」会場で「社会を明るくする運動」キャンペーンを行いました。新庁舎前の駐車場を会場としてステージイベント、体験イベントが開催され、物販コーナーや展示ブースでは多くの市民で賑わいました。内川市長さん、激励いただきまして有難うございました。

社会を明るくする運動

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社会を明るくする運動

社会を明るくする運動

 

佐賀県警察 少年サポートセンター

佐賀県警察では、「少年サポートセンター」を設置し、少年に関する悩みや困りごとの相談に応じ、非行・不良行為少年や被害少年に対して継続的な支援活動等が行われています。サポートセンターは県庁前お濠北側の佐賀県警察に在ったのを佐賀市松原の「佐賀バルーンミュージアム」3階へ移転しています。
お濠前は敷居が高く感じられたが、今は陽光指すガラス張りのコーナーは”とにかく明るい空間”で居心地が良さそうで様々な子ども達が集っている場所でした。活動内容も多岐にわたり、その発想や手法は「目からウロコ」の参考になることが多く収穫の多い研修となりました。
社会を明るくする運動
講師の松隈指導官より豊富な取り組み・活動内容の説明があり、どれもが心に響くものばかりでしたが、心に残ったフレーズを一つだけ御礼を込めて読者の皆様へもご紹介をします。

困った子は困っている子
非行少年は不幸少年

社会を明るくする運動


 
社会を明るくす運動とは?
犯罪や非行をした人の立ち直りについてみんなで考え、犯罪や非行のない社会をつくろうという、全国で行われている運動です。

 

キャンペーン2022

社会を明るくする運動

吉野ヶ里町商工会さん主催の第150回「吉野ヶ里夢ロマン軽トラ市」会場で「社会を明るくする運動」キャンペーンを行いました。毎月第一日曜日に「吉野ケ里歴史公園」東口正面入り口の駐車場・通路周辺で行われていますが朝方は雨模様と新型コロナ蔓延の中でも89店舗の出店と大勢のお客様が来場されていました。キャンペーンには地元吉野ヶ里町長の伊東健吾様が飛び入りで参加いただきました。ご支援とご協力に深く感謝申し上げます。

社会を明るくする運動

社会を明るくする運動

 

佐賀県知事メッセージ伝達式

令和4年6月24日(金)

第72回 社会を明るくする運動 佐賀県知事メッセージ伝達式が佐賀県庁県民ホールで実施されました。佐賀県推進委員長の山口知事と事務局長の稲田佐賀保護観察所長より挨拶があり、村上嬉野市長が県下20市町および8地区保護司会を代表して山口知事よりメッセージ朗読後に手渡されました。その後に佐賀県警察音楽隊の演奏に合わせて「ひなた村自然塾園児」より(にじいろ)と(手のひらを太陽に)の合唱が披露されました。

 

社会を明るくする運動

 

社会を明るくする運動

 

社会を明るくする運動

 

令和4年作成ポスター

社会を明るくする運動

 

佐賀県知事メッセージ伝達式

2021年の”社会を明るくする運動”山口佐賀県知事メッセージはコロナ感染防止対策で神埼市と吉野ヶ里町へは「神埼地区保護司会」より庁舎を訪問して市長さん、町長さんへ伝達を行いました。神埼市、吉野ヶ里町、神埼警察署の推進委員の皆さまと佐賀保護観察所長のご参加を頂きました。更生保護活動に対する理解と支援に対する感謝をお伝えし、より一層の連携強化を確認できた良い機会でした。

 

神埼市 2021.07.26 AM09:00

社会を明るくする運動

 

社会を明るくする運動

 

吉野ヶ里町 2021.07.26 AM10:30

社会を明るくする運動

 

社会を明るくする運動

 

薬物乱用防止教室

吉野ヶ里町三田川中学校


昨年に引き続いて「薬物乱用防止教室」が生徒会の進行により行われました。全校生徒と先生も参加頂いて、実習室から全8クラスへリモート放送により上田京子佐賀県保護司会連合会事務局長が講師として研修を行いました。教室は担任教師と保護司7名が巡回して付き添い、教室のモニターへライブ画像を送信して研修が進められました。ライブ研修後には、演習問題を各クラスの全生徒で行い、代表2名の発表と好評が行われました。

 

●2021.06.11 AM11:30

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情報交換会

大分県豊後大野保護区保護司会 様

野尻の滝

大分県豊後大野保護区保護司会より黒木会長をはじめ12名の役員の皆様にご来訪いただき、保護司会活動や運営およびサポートセンターの役割等について有意義な情報交換を行うことができました。遠路お越しいただき有難うございました。 (令和3年11月9日)
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作文 「地域とのつながり」

 

令和2年度 佐賀保護観察所長賞
佐賀県神埼市立脊振中学校3年 松永 彩里

 

 私は社会を明るくするために必要なことの一つは、地域とのつながりだと考えます。なぜならそれぞれの地域が笑顔あふれ、とても良い地域だったら、その地域は明るくなるからです。またこんな地域を増やしていけば、この社会は、もっと明るくなると思います。ではどのようにすれば地域とのつながりがよくなるのでしょうか。
 私が心がけていることは、あいさつです。あいさつとはいっても、ただあいさつをするのではなく、自分からあいさつをするようにしています。例えば、学校の登校中や下校中、外を歩くときなどに地域の方々と会います。そのときは、かかさずあいさつをするようにしています。地域の方々もあいさつをしてくださるので、うれしいし、心があたたかくなります。また学校の先生からもあいさつは大事だときかされていました。あいさつはただすればいいというものではないと教えられました。そこで自分のあいさつは何が足りていないのか考えました。そして、それは元気さだと気付きました。私は、あいさつは自分からというところにこだわりすぎて、逆に大事な元気にというのを忘れていました。あいさつをしても元気がなく、気持ちが込もっていなかったら、全然気持が良くないと思います。元気に自分からあいさつをすることで、自分や周りの人も笑顔になるのではないかと考えました。

社会を明るくする運動


 私が通学している脊振中学校では、地域との交流を深めています。例えば、そよ風荘に訪問してお年寄りの方と交流をしたり、独居老人の方に年賀状を書いたりと地域の方々と交流しています。私が印象に残っているのは、独居老人の方に年賀状を書いたことです。自分が今がんばっていることなどを書きました。すると、学校宛てに地域の方からの年賀状のお返しをもらいました。そのときはすごくうれしかったし、書いてよかったなあと思いました。私だけではなく、他のみんなもお返しがきていました。それを見て地域の方々はすごく優しいなあと心から感じました。こういう地域との交流はまだまだ続けていきたいと思います。 
 このように、自分がしていること、また学校で取り組んでいることをもとに何かしてみたり地域との交流を増やしたりするといいと思います。社会が明るくなるために大事なことの一つは地域とのつながりです。そしてまずは、そのために自分は何ができるのか、地域とのつながりをよくするにはと考えてみることが社会を明るくする第一歩だと思います。

社会を明るくする運動記事一覧

2021年の”社会を明るくする運動”山口佐賀県知事メッセージはコロナ感染防止対策で神埼市と吉野ヶ里町へは「神埼地区保護司会」より庁舎を訪問して市長さん、町長さんへ伝達を行いました。神埼市、吉野ヶ里町、神埼警察署の推進委員の皆さまと佐賀保護観察所長のご参加を頂きました。更生保護活動に対する理解と支援に対する感謝をお伝えし、より一層の連携強化を確認できた良い機会でした。神埼市 2021.07.26 A...

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令和2年度 佐賀保護観察所長賞佐賀県神埼市立脊振中学校3年 松永 彩里 私は社会を明るくするために必要なことの一つは、地域とのつながりだと考えます。なぜならそれぞれの地域が笑顔あふれ、とても良い地域だったら、その地域は明るくなるからです。またこんな地域を増やしていけば、この社会は、もっと明るくなると思います。ではどのようにすれば地域とのつながりがよくなるのでしょうか。 私が心がけていることは、あい...

吉野ヶ里町商工会さん主催の第150回「吉野ヶ里夢ロマン軽トラ市」会場で「社会を明るくする運動」キャンペーンを行いました。毎月第一日曜日に「吉野ケ里歴史公園」東口正面入り口の駐車場・通路周辺で行われていますが朝方は雨模様と新型コロナ蔓延の中でも89店舗の出店と大勢のお客様が来場されていました。キャンペーンには地元吉野ヶ里町長の伊東健吾様が飛び入りで参加いただきました。ご支援とご協力に深く感謝申し上げ...

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千代田東部小学校6年 神代 大惺 ぼくの父は、常に犯罪に向き合っている警察官です。ぼくは最近、テレビで無差別殺人、強盗事件、飲酒運転、あおり運転などの嫌なニュースや暗いニュースを見かけることが多くなってきました。そんなニュースを見ていると嫌な思いや、つらい思いをした人がたくさんいると思ったので、犯罪の事について考えてみようと思いました。 犯罪はどんな理由があってもいけないことだと思います。なぜなら...

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笑顔がひろがる脊振小学校 5年 島奈々みなさん、困っている人を見たことはありませんか。困っている人が声をかけてもらい助けてもらったらどれだけパワーをもらえるのでしょうか。助けてもらった人はどのような気持ちになるでしょうか。人を助ける人は、どのような意思をもって助けようとするのでしょうか。人を助けることは、自分から進んで「だいじょうぶですか」など声をかけて助けることだと思います。人から声を掛けられ...

神埼市メッセージ伝達式 2023.06.26午前8時30分から、神埼市役所において、内川修治神埼市長への、第73回”社会を明るくする運動”岸田内閣総理大臣メッセージの伝達が行われました。神埼市からは地区推進委員を委嘱している内川市長をはじめ、田原市議会議長、末次教育長、山田総務課長、前川神埼警察署長、江口神埼警察生活安全課長、保護司会からは会長、事務局長、地域活動部会長および木村佐賀保護観察所長の...

脊振中学校3年(当時)  真崎 大河 私たちの町では、とても地域とのつながりが深いと思います。私たちの町は、とても人口が少なくとても親しみやすい町です。私がなぜ地域とのつながりが深いと言うと、地域のイベントなどの時にみんなで協力し合っているからです。ここまで地域とのつながりが深いのは私たちの町だけと思います。これからも地域との関りを大切にするために私が大事にしていることがあります。 一つ目は誰にで...

「社会を明るくする運動」作文脊振中学校3年(当時)  山口  藍 私は中学二年の夏の時期に二週間くらい学校を休みました。今思うと、その時は、世間でいう「不登校」の一歩手前だったと思います。 私が学校に行かなくなったのは、部活での期待や練習の厳しさに挫けたことが理由です。 その時は中体連前で仲間に申し訳なくなって、罪悪感に襲われ、学校にも行きたくなくなりました。それから、友達の手紙がきっかけで、学校...

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