子育て:子どもの歯磨き01
最初の歯が生えたら、歯磨きをスタートさせましょう!
下の歯が2本生える
上と下の歯が4本ずつの8本になる
乳臼歯(にゅうきゅうし)が生えて12本になる
乳歯列が完成して20本になる
最初の歯が生えたら、歯磨きをスタートしましょう!
歯磨きのスタートは、6か月〜1歳くらいが目安です。この期間は間食も少なく、唾液(だえき)の自浄作用で十分清潔に保てるので、しっかり磨くよりも慣れさせる感覚で、初めのうちは、磨くというより、歯ブラシに慣れる気持ちでゆっくり始めましょう。
子どもの朝
多くの家庭にとって、朝の忙しい時間は一日で最もストレスの多い時間帯です。しかし、よい習慣を整えることで、自分も子どもも時間通りに家を出ることが可能になります。
重要なのは計画することです。いくつかの基本ルールを設定し、習慣を作ります。みんなが出かける準備をするのに何をすればいいか分かっていれば、ずっと楽になります。
服を着る、歯を磨くなど、子どもが自分でするよう学ぶことで、子どもも親を助けることができます。
「定刻までに準備終了」のようなゲームを試してみてもよいでしょう。アラームが鳴る前に準備を終えることを子どもの目標にします。子どもができたら、お弁当箱にお気に入りのおやつを入れるなど、小さなほうびをもらえます。
通常、ゲームが効果を示すまでに、ほんの2週間しかかかりません。
子どもに話しかけましょう
子どもと話をする時、私たちは他人との話し方、話の聞き方、やり取りの仕方を子どもに教えています。
赤ん坊にとっては、どんな音もコミュニケーションをとる方法となります。出来るだけ、話をしたり、歌ったり、優しく語りかけたりしましょう。話しかける時に周囲にある物の名前を言いましょう。こうして、何がどう呼ばれているのか、子どもは学びます。
成長するにつれて、子どもは物の名前を言い始めます。子どもが指差して「トラック」と言えば、「そう。赤いトラック。」などと答えます。乳幼児や未就学児は沢山の質問をします。自分のいる世界を探求し始め、理解できないことや不安に思う事柄について尋ねてくるのです。
子どもに話しかけることは、親子関係も築きます。子どもがより自由に感じ、あなたに話しかけることは安全なことだ、と感じるようになります。これは、子どもが成長する中でとても重要です。
自分で問題解決の練習を!
子どもは自分で問題解決が出来る練習をすることが大事です。問題解決は生きていくうえで扱いにくい多くの状況を切り抜けていくために必要な能力です。
その第一歩は日頃の遊びにあります。おもちゃのゲーム、ブロック積木、塗り絵等々子どもは多くの練習するチャンスに恵まれています。
例えばジグソーパズルをしているときに、ピースを見つけるのに助けを求めてきたりします。その時に答えを教えるのではなく、自分で見つけられるようにヒントを言って子どもに導き出させましょう。
このようなことを繰り返せば解決策を自分で見つけられるようになります。
子どもの自信を高めよう!
親が自分の子どもの安全を願っても、あらゆる傷つきや失望から子どもを守ることはできません。親ができることは、対処法を子どもが学ぶお手伝いです。試練からの立ち直りや自分の感情に対処する方法などを教えるほうが、子どもにはとても役に立ちます。
ストレスや動揺、怒りを感じることなどは普通の事であることを教えることから始めましょう。このような感情はやがて過ぎ去ることを子どもが理解するのを助けましょう。
運動会など、不安を感じる事柄に子どもが直面しているかもしれません。そこから逃げようとしているかもしれません。試練に立ち向かうよう子どもを促しましょう。親のサポートがあると、試練にうまく対応する可能性が高くなります。
子どもががっかりして帰宅した時は、それでもOKだと伝えましょう。苦しい出来事が起きることはあり、それを乗り越えることができるのだと子どもは学びます。
親は子どもにとって手本であることを覚えておきましょう。
子供に話しかけましょう!
子どもに話しかけなくてはならない訳は、話し方、聞き方、やり取りの仕方を教えています。子どもはやった事を親に見せたり、質問をしたり、どんな日だったかを話すことのすべてが学ぶ機会となります。
赤ん坊には、どんな音もコミュニケーションをとる方法となります。話をしたり、歌ったり、優しく語りかけましょう。話しかける時に周囲の物の名前を言いましょう。こうして、何がどう呼ばれているのか、子どもは学びます。乳幼児や未就学児は沢山の質問をします。自分のいる世界を探求し始め、理解できないことや不安に思う事柄について尋ねてます。子どもが聞きに来たら、自分のしていることを少し止めて、子どもに注目し、子どもの言うことに耳を傾けましょう。また、子どもがどう思うのか尋ねるのもよいでしょう。子どもに話しかけることは、親子関係も築きます。子どもがより自由に感じ、あなたに話しかけることは安全なことだ、と感じるようになります。これは、子どもが成長する中でとても重要です。
前向き子育て
親は子育てに対してもっと自信を持ち、前向き子育てにより成長する子どもは、学校での生活も良好になります。友だちを作りやすくなります。子どもが自分自身について前向きに感じます。そして、成長してからの行動または感情の問題を引き起こす可能性が低くなります。前向きな子は、どのような状況であっても自分で判断し、前進することができます。
前向き子育ての5つの原則
1. 安全で楽しい環境作り
退屈すると、子どもはよくない行動に走りがちです。退屈しているティーンエイジャーは、トラブルを引き起こす可能性があります。ですから、子どもが安全に探求し、スキルを伸ばせる環境を作りましょう。
2. 前向きな学びの環境作り
子どもやティーンエージャーが助けを求めたりおしゃべりに来たりする時には、学ぶ心構えができています。1分ぐらいでいいので、子どもと向き会いましょう。
3. 一貫した分かりやすいしつけ
明確なルールや制限を設定し、偏りのない、問題に応じた公平な結果を使って対処しましょう。年齢の大きな子どもとは、ルールのいくつかについて交渉したり、ルールや問題に応じた結果を一緒に決めたりしてもよいでしょう。子どもの年齢に関わらず、好ましいと思う行動をほめて励ましましょう。
4. 現実的な期待を持つ
人は誰でも、完璧な人はいません。だから、子どもができること以上のことを期待してはいけません。私たちは皆、時々間違ったことをすることも覚えておきましょう。
5. 親としての自分を大切にする
すべてはバランスです。親自身のニーズにも気を配る必要があります。なので、親も何らかのサポートを受け、友だちとの時間を作り、可能であれば、自分だけの時間も少し取るように心がけましょう。
子育て四訓
「子育て四訓」をご存知ですか?. 「子育て四訓」には、自立へつながる子育てにどのように向き合うべきかが示されています。
〇 乳飲み子からは肌を離すな
〇 幼児は肌を離して手を離すな
〇 少年は手を離して目を離すな
〇 青年は目を離して心を離すな
子どもの成長に応じて、私たちも子どもへの接し方を変えていかなければなりません。子育て四訓では、「手放すことの大切さ」を教えてくれています。子育ての悩みを抱える親は、とても教育熱心で、「努力家」「責任感」のある人が多いです。しかし、子供が自ら解決しなければいけない問題にも口を出してしまい、親子関係が悪化してしまうこともあります。 子どもの自立は嬉しい反面、寂しいというのが保護者の本音かもしれません。
5歳児の絵本
読み聞かせで一番大切なことは、どの本をを選ぶかということです。5歳の頃は文字に興味を持つ時期ですが、読んであげることで負担なく、只々心を踊らせ本の世界に入ることが出来ます。
それが楽しければその本を手に取るなど、本とのつきあいに繋がります。私たちは年齢に応じて子どもが喜び驚き、共感で満たされる本を読むことに、心を砕けばよいのです。 少し長いおはなしや昔話、科学の本、と選べる世界が広がる時期です。一緒に楽しまれてください。
・すてきな三にんぐみ
トミー・アンゲラー 偕成社
・おふろだいすき
松岡享子 福音館書店
・おとなしいめんどり
ポール・ガルドン 童話館
・11ぴきのねこ(全シリーズ)
馬場のぼる こぐま社
・こぶじいさま
日本民話 松居直 福音館書店
・たんぽぽ
平山和子 福音館書店
4歳児の絵本
4歳という時期は行動範囲が広がり、知的にも目をみはるほど成長が著しいときです。心に栄養を与え、豊かな感性が育ち、考える力が養われるために優れた絵本と出会わせてあげましょう。読んであげてください。愛されていることを感じられる、そんな大切な時間を過ごしてください。
優れた絵本とは
@絵が美しい
A言葉が美しい
B子どもの心に寄り添い、よりよく生きようとする心を励ましてくれるようなおはなしの本です。
「三びきのやぎのがらがらどん」マーシャブラウン 福音館書店
「からすのパンやさん」かこさとし 偕成社
「パパおつきさまとって」エリック・カール 偕成社
「すてきな三にんぐみ」トミー・アンゲラー 偕成社
「おちゃのじかんにきたとら」ジュディスカー 童話館の配本