神埼地区保護司会

「地域とのつながり」

 

令和2年度 佐賀保護観察所長賞
佐賀県神埼市立脊振中学校3年 松永 彩里

 

 私は社会を明るくするために必要なことの一つは、地域とのつながりだと考えます。なぜならそれぞれの地域が笑顔あふれ、とても良い地域だったら、その地域は明るくなるからです。またこんな地域を増やしていけば、この社会は、もっと明るくなると思います。ではどのようにすれば地域とのつながりがよくなるのでしょうか。
 私が心がけていることは、あいさつです。あいさつとはいっても、ただあいさつをするのではなく、自分からあいさつをするようにしています。例えば、学校の登校中や下校中、外を歩くときなどに地域の方々と会います。そのときは、かかさずあいさつをするようにしています。地域の方々もあいさつをしてくださるので、うれしいし、心があたたかくなります。また学校の先生からもあいさつは大事だときかされていました。あいさつはただすればいいというものではないと教えられました。そこで自分のあいさつは何が足りていないのか考えました。そして、それは元気さだと気付きました。私は、あいさつは自分からというところにこだわりすぎて、逆に大事な元気にというのを忘れていました。あいさつをしても元気がなく、気持ちが込もっていなかったら、全然気持が良くないと思います。元気に自分からあいさつをすることで、自分や周りの人も笑顔になるのではないかと考えました。

作文


 私が通学している脊振中学校では、地域との交流を深めています。例えば、そよ風荘に訪問してお年寄りの方と交流をしたり、独居老人の方に年賀状を書いたりと地域の方々と交流しています。私が印象に残っているのは、独居老人の方に年賀状を書いたことです。自分が今がんばっていることなどを書きました。すると、学校宛てに地域の方からの年賀状のお返しをもらいました。そのときはすごくうれしかったし、書いてよかったなあと思いました。私だけではなく、他のみんなもお返しがきていました。それを見て地域の方々はすごく優しいなあと心から感じました。こういう地域との交流はまだまだ続けていきたいと思います。 
 このように、自分がしていること、また学校で取り組んでいることをもとに何かしてみたり地域との交流を増やしたりするといいと思います。社会が明るくなるために大事なことの一つは地域とのつながりです。そしてまずは、そのために自分は何ができるのか、地域とのつながりをよくするにはと考えてみることが社会を明るくする第一歩だと思います。

 


 
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