上手な子どものしつけ方 03
1?2歳:叱るのではなく、共感し言い聞かせる
自我が芽生え、ますます好奇心旺盛になってくる時期。この時期の子どもたちは、モノを投げたり、急に走り出したりと保護者がヒヤっとしてしまう行動も増えるでしょう。言葉も発達してきますが、まだまだ理解が追いつかないことも多いものです。
そのため、危険な行動など注意すべき事態が起きた際は、ただ指摘するだけではNG。次のプロセスを意識するようにしましょう。
・子どものしたことを言葉にし、子どもが自分が何をしたか把握できるようにする
・子どもがしたかった気持ちに共感する
・叱るのではなく言い聞かせる
この時期の子どもはいきなり注意しても、何に対して注意されているのか理解できません。そのため、まずは子どもがしたことを保護者が言葉にしてあげることが大切です。そのうえで、頭ごなしに叱るのではなく子どもの「これがしたかった」という好奇心に寄り添うこと。このように子どもが理解しやすい状況を整えたうえで、言い聞かせていくようにしましょう。