神埼地区保護司会

〜してね

 

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「〜しないでね」ではなく「〜してね」

しつけをするときに大切なポイントは、「否定しない」ということです。子どもがしていることに対して、ついイライラして「〜しないでね」と言ってしまうこともあるでしょう。しかし、子どもは自分がしていることを否定されるとイヤな気分になり、素直に大人の言うことが聞けなくなってしまいます。そこで大切なのは「やってはいけないこと」を言うのではなく、「やってほしいこと」を伝えること。ポイントは「具体的にやってほしい行動内容」を伝えることです。
子どもは、イメージができないとうまく行動に移すことが難しい場合があります。例えば、「汚い手でおにぎりを食べないでね」と大人が言っても、なぜダメなのかが子どもにはわかりません。「汚い手でおにぎりを食べるとバイキンさんも一緒にお口の中に入ってしまうから、おなかが痛くならないように、きれいな手で食べようね」と言うだけで具体的なイメージが湧きやすくなるでしょう。このように、なぜそうすることが良いことなのか、ということを伝えれば、子どもは納得して行動に移しやすくなります。


 
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