正月:睦月(むつき)2022
正月:睦月(むつき)和風月名の最も有力な説として「睦び月(むすびつき)」という言葉が転じて睦月となった説です。睦び月とはお正月に親族などが集まり互いに親しみ合う「睦び合いの宴を行う月」という意味があります。また、稲の実を初めて水に浸す月を指す「実月(むつき)」から転じたという説もあります。
●暦 1日(土・祝) 元日
2日(日) 初夢・書き初め
10日(月・祝) 成人の日
15日(土) 小正月・どんど焼き
●初詣 年の初めに神社仏閣にお参りして、1年の無事息災を祈ること。 大晦日の除夜の鐘を聞きながら家を出て、元旦にお参りすることを「二年参り」といいます。
昔は、一家の家長が大晦日の夜から神社に出掛けて、寝ないで新年を迎える習わしがあったそうです。 元々は地域の氏神を祀っている神社にお参りしていたようですが、やがてその年の恵方にあたる神社に出掛ける「恵方参り」になったそうです。 現在は恵方参りに限定せず、各地の神社にお参りするのが一般的になっていますね。 松の内(1月7日)までに参りましょう。
●花 梅 シクラメン 水仙 福寿草 山茶花
●野菜 かぶ 白菜 レンコン ブロッコリー 人参
●書き初め 年が明けて初めて毛筆で一年の抱負や目標をしたためるもの。
一般的には2日に行います。
「吉書」とも呼ばれ、恵方に向かって、めでたい言葉や詩歌を書いたのが始まり。
元々は宮中での儀式でしたが、やがて江戸時代の寺子屋や明治時代以降の学校で習字が必修となり、庶民の間にも広まるようになりました。
学校や地域の行事で書き初め大会を行うところがありますが、家庭で行うところは少なくなったようですね。