正月:睦月(むつき)2023
正月:睦月(むつき)2023
親族が互いに往来し、仲睦まじく宴をする月であるからといわれています。
正月とは 本来は、一年の最初の月のこと、年神様(としがみさま)をお迎えする行事のことで、1月の別名でもあります。現在は、年頭の祝いをする三が日や松の内をさすのが一般的で、正月は家に年神様をお迎えする行事です。年末に煤払い(すすはらい)をしたり、正月に門松やしめ飾りを飾るのは、いずれも年神様をお迎えするための準備です。
●暦 1日(日・祝) 元旦
2日(月) 初夢
9日(月・祝) 成人の日
11日(水) 鏡開き
15日(日) 小正月
●花 梅 水仙 福寿草 千両 山茶花 南天
●旬の野菜 かぶ 白菜 水菜 レンコン ブロッコリー
●鏡餅 お正月に大小の丸い餅を重ね、年神様へのお供えとして神前や床の間に飾ります。餅は、神様に捧げる神聖な食べ物として用いられていました。鏡餅といわれる理由は、昔の鏡が円形だったためで、大小2つ重ねるのは、月(陰)と日(陽)を表していて、福徳が重なって縁起がいい、めでたく年を重ねるという意味があるそうです。
●おせち料理 おせち料理は年神様に供える供物料理であると共に、家族の反映を願う縁起物の家庭料理でもあります。日持ちのする材料で作ってあるので、家族が食べる他に、お客様にも出せるように重箱に詰めるのが一般的です。重箱に詰めるのは、めでたさを重ねるという意味も込められています。