歳時記 2月:如月(きさらぎ)2024
2月:如月(きさらぎ)
衣更着(きさらぎ)とも言う。まだ寒さが残っていて、衣を重ね着する(更に着る)月。年が明けて1ヶ月がすぎ、1年で最も短い2月がやってきました。寒い日も続きますが、立春を過ぎたあたりから春の気配を至るところで感じられるようになってくるかと思います。
●暦 3日(土) 節分
4日(日) 立春
11日(日・祝) 建国記念の日
12日(月) 初午
14日(水) バレンタインデー
19日(月) 雨水
23日(金) 天皇誕生日
●花 梅 シクラメン 椿 南天 福寿草
●旬の野菜 白菜 水菜 カリフラワー 菜の花
●雨水 空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味。草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。春一番が吹くのもこの頃です。
しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったりもします。三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていきます。
●初午 2月最初の午(うま)の日。
この日は佐賀の祐徳稲荷神社など、全国の稲荷神社で盛大にお祭り(初午大祭)が行われます。稲荷大神のお使いとされているのがきつねです。初午の日には、その好物といわれている油揚げやお団子などをお供えします。
また、立春を迎える2月の最初の午の日は、一年のうちで最も運気の高まる日とされています。「午(うま)」は方位の南を示し、時間は正午を表わします。この時間は太陽が最も高く上がり、一日のうちで陽光の力が最も強まる時といわれています。