6月:水無月(みなづき)2024
6月:水無月(みなづき)
雨がたくさん降る時季なのに”水の無い月”って変なのって思いませんか?
「水無月」の”無”は”の”にあたる連体助詞なので、「水無月」は”水の月”ということになります。
田植えが済み、田に水を張る必要があることから”水の月”→「水無月」と呼ばれるようになったようです。
●暦 1日(土) 衣替え 貴船祭
5日(水) 芒種
10日(月) 入梅
16日(日) 父の日
21日(金) 夏至
●貴船祭
貴船神社の例祭。京都の初夏の風物詩となっています。
かつては貴布禰御更祭(きふねごこうさい)、虎杖祭(いたどりまつり)と呼ばれ、春と夏に行われていましたが、明治維新以降6月1日に執り行われるようになりました。
本宮での厳粛な神事の後、雅びやかな舞楽が奉納され、その後神輿が本宮から奥宮まで貴船町内を巡行します。奥宮では、子どもたちが船形石に千度詣りを行ないます。この後、ヤマタノオロチ退治の神話を再現した出雲神楽が奉納されます。
●花 紫陽花 皐月 水芭蕉 薔薇 百日紅
●旬の野菜 玉ねぎ きゅうり オクラ 茄子 トウモロコシ
●夏至
芒種から数えて15日目頃。一年で、昼間が最も長く、夜が最も短い日。冬至と比較すると、昼間の時間差は4時間以上もあります。暦の上では夏季の真ん中にあたりますが、実際には梅雨の真っ盛りで、農家では田植えに繁忙を極める頃。暑さのピークは1カ月ほど先になります。