4月:卯月(うずき) 2021
卯の花が咲く月「卯の花月(うのはなづき)」を略したもの。十二支の4番目が卯(うさぎ)なので「卯月」いわれるようになったという説もあります。
●暦 4日(日) 清明
20日(火) 穀雨
29日(木・祝) 昭和の日
●行事 桜前線 お花見 入園式・入学式
●花 桜 椿 シクラメン すみれ モクレン 桜草 チューリップ
●旬の野菜 筍 えんどう豆 ふき わらび シイタケ ほうれん草 からし菜
●桜 「山の神様」が、春になると「田の神様」となって里に降りてくるといわれています。桜の花が咲いたらその印とされ、縁起の良い物として伝えられてきました。桜漬けにお湯をさした桜湯はお見合いや婚礼などのお祝いの席でいただく習慣は今も残っています。
桜は日本人にとって縁深い花で、愛でるだけでなく、着物や小物などあらゆるものにあしらわれたり、桜そばや桜ご飯など、食すものにも多く用いられます。
●清明 二十四節季の一つで、この時期には草や木が芽を吹き始め、その種類が何か明らかになってくる日です。関東から西はサクラも満開になり、小鳥もさえずり始めます。また九州ではツバメの飛来も見られる頃です。この清明は、清浄明潔(せいじょうめいけつ)の略で万物が清明(清く、明らかなこと)になると考えれていました。